高速化方法
高速化方法は下記の二つがある。
今回は1を試しても高速化しなかったため、2を実施した。
- Arduino IDEでccacheを使う
- platformioに移行する
1. Arduino IDEでccacheを使う
参考に従って設定する。
高速化しなかったので、深く言及はしない。
別の環境に移してライブラリとかではまらないかが心配だったが、まったく問題なかった。
手順
- VS Codeをインストールする
- platformioのプラグインをインストールする
- PIO HomeからImport Arduino Projectで既存のinoファイルを読み込む
- Libraries からESP8266Audio を検索し、読み込んだプロジェクトに追加する
- build & アップロードする
1. VS Codeをインストールする
こちらからインストーラーをダウンロードし、インストールする
VS Codeの画面左側にある、□が4つ並んだアイコンをクリックして拡張機能を開く。(ショートカットキーはctrl + shift + x)
検索窓でplatformioと検索し、PlatformIO IDEをインストールする。
3. PIO HomeからImport Arduino Projectで既存のinoファイルを読み込む
VS Code左側にあるplatformioのアイコンをクリックし、QUICK ACCESS > PIO Home > Openをクリックする。

Import Arduino Projectをクリックする。

esp32 dev
と検索し
Espressif ESP32 Dev Module
を選択する。

imortボタンを押すと、しばらく読み込み処理をして新規プロジェクトが立ち上がる。
(プロジェクト名は自動で作られてしまう模様)
4. Libraries からESP8266Audio を検索し、読み込んだプロジェクトに追加する
VS Code左側にあるplatformioのアイコンをクリックし、QUICK ACCESS > PIO Home > Libraries をクリックする。
ESP8266Audio
で検索し、先ほど作った新規プロジェクトに追加する。

5. build & アップロードする
PROJECT TASKS > esp32dev > General > Build をクリックするとビルドができ、
PROJECT TASKS > esp32dev > General > Upload でesp32に書き込むことができる。
ビルド時間比較
それぞれの環境のビルド時間は表の通り。platformioの方が圧倒的に速かった。
※ 正確に比較するなら複数回計測して平均と分散を出さないといけないが、そこまではやっていない。
IDE | ビルド時間 |
---|
Arduino IDE | 3分45秒 |
platformio | 30秒 |