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vb.netのテキスト処理で面白かった関数

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背景として

固定長のファイルを修正する必要があったときに学んだので備忘録として書きます。

PadLeft メソッド

PadLeft メソッドは、文字列を指定した長さになるように左側に文字を埋め込むのに使用されます。主な特徴と使い方は以下の通りです。
##特徴: 左パディング: PadLeft は文字列の左側に文字を挿入します。これにより、指定した長さになるように文字列が埋められます。
指定した文字でパディング: デフォルトではスペースが使用されますが、別の文字を指定することもできます。
オーバーフロー処理: 元の文字列の長さが指定した長さよりも長い場合、文字列は切り詰められません。オーバーフローが発生します。

使い方:

Dim originalString As String = "123"
Dim paddedString As String = originalString.PadLeft(5, "0"c)
Console.WriteLine(paddedString) ' 出力: "00123" この例では、元の文字列 "123" を長さ5にパディングし、不足している部分を "0" で埋めています。
PadRight メソッド PadRight メソッドは、文字列を指定した長さになるように右側に文字を埋め込むのに使用されます。以下はその特徴と使い方です。
特徴: 右パディング: PadRight は文字列の右側に文字を挿入します。
指定した文字でパディング: デフォルトではスペースが使用されますが、別の文字を指定することもできます。
オーバーフロー処理: 元の文字列の長さが指定した長さよりも長い場合、文字列は切り詰められません。オーバーフローが発生します。

使い方:

Dim originalString As String = "123"
Dim paddedString As String = originalString.PadRight(5, "0"c)
Console.WriteLine(paddedString) ' 出力: "12300" この例では、元の文字列 "123" を長さ5にパディングし、不足している部分を "0" で埋めています。
##まとめ VB.NETの PadLeft と PadRight メソッドは、文字列を特定の長さに整形するのに非常に便利です。左側または右側にパディングを追加することができ、オプションで使用するパディング文字を指定できます。ただし、元の文字列が指定した長さよりも長い場合、切り詰めることはできないことに注意してください。これらのメソッドを使うことで、テキストデータを見やすく整形することができます。

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